1938(昭和13)年に完成したコンクリート製の坑口で、高さ3.15m、幅4.5mのコンクリート製アーチ構造


日本近代化遺構 旧志免砿業所 第八坑連御坑口


■第八坑連御坑口
1938(昭和13)年に完成した煉瓦製の坑口で、隣の本御坑口と対になっています。傾斜角は30度、延長距離は929.1mありましたが、現在は内部で閉じられ中に入ることはできません。
本御坑口よりわずかに小さい高さ3.15m、幅4.5mのコンクリート製アーチ構造で、巻上機が坑口からおよそ100mの位置にあって、トロッコを使って硬(ぼた)や資材、あるいは人を運んでいました。ここから運び出された硬は、北側にあるぼた山へ積み上げられました。ほかにも排気や本御との連絡、配水などさまざまな用途で使われました。と説明されています。


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