明月亭

縮景園の最奥の積翠巌、古松渓、白龍泉に囲まれる所に明月亭があります。


茶室 明月亭


■茶室 明月亭
縮景園の最奥の積翠巌、古松渓、白龍泉に囲まれる所に明月亭があります。内部は茶室、控之間、水屋之間、玄関之間があります。数寄屋造りで、一部書院造りの様式を持ち、屋根は萱葺、庇は柿拭きです。窓枠に牛車の車輪を用いた数寄を凝らしています。
白龍泉は滝とそれに通じる流れが、あたかも白い竜が伏せているかのような形の曲水で流水は三段の滝に注いでいます。積翠巌は、石組は蓬菜式鶴石組、三尊石組、枯滝石組とも呼ばれます。清水七郎右衛門による改修とされています。この部分は天明の大改修後の部分改修部で、牛田・清水谷からの導水仕掛けや、水溜を造成した湧水仕掛けの造作など、池の西部の部分改修されたところです。



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