佐世保海兵団軍楽隊第三代軍楽長田穂積によって、女学生のための音楽教材


田中穂積と美しき天然


■田中穂積
「美しき天然」は佐世保市で生まれた曲です。独特のヨナ抜き(4、7番目のレ、ソの音がない)短音階を用いた日本初のワルツ曲「美しき天然」は、明治35年(1902)、佐世保市市制施行の年に創設された私立佐世保女学校(後の市立成徳高等女学校−現在佐世保北高等学校)で、音楽を指導した佐世保海兵団軍楽隊第三代軍楽長田穂積によって、女学生のための音楽教材として作られたものです。
烏帽子岳や弓張岳から望む九十九島の風景 こよなく愛し、その想いを武島羽衣の詩に仮託して作曲したといわれています。田中穂積より直接口授された当時の女学生の愛唱歌となり、また校歌の代わりとして歌われました。
田中穂積が没した翌年(1905)に楽譜が出版されるや、いろいろな場で演奏されるようになり、サーカスのジンダとしてて親しまれて、全国に広まっていきます。
現在、この哀愁を帯びた美しいメロディーは、国境を越えて中央アジアでも演奏されています。と像の脇の説明板に記されています。


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