■揺ケ池 (ゆるぎがいけ の由来 大正3年(今から60年前)八月の或る夜、村内の某(現在故人)霊夢によって多年の足痛がこの池の霊水を飲んだり痛部にぬったりして僅か1か月余りで治癒したとのこである。これはもとより神を信仰する真心と霊水の効能と一致したものであろうと思われるが、その当時は国内はもとより海外までも波のうつ如く宣伝つれて、参拝者昼夜継続しておさいせん箱の中は堆積しローソク、センコーの煙の絶間がなかったとの事である。その後現在に到るも尚神々のご利益を仰いで参拝する、その繁盛な時からこの社殿には遥ケ池の主之神と弁財天の二柱を主神として奉納してある。 昭和50年5月 阿蘇郡西原村 と記載された説明板があります。 また、熊本県が設置した説明板は次のように書かれています。 地下からの湧水により水面が常に揺らいでいたことから揺ケ池の名が付いたそうです。 阿蘇の伏流水の一つで、水温は約13度です。 古くから「お池さん」の名で親しまれ、大正時代は病を治す霊水として評判でした。 いまでも多くの人が水汲みに来られています。
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