出水によって中断された未開通の鉄道トンネルを利用した湧水の見学施設です。


高森湧水トンネル公園


■高森湧水トンネル公園
高森湧水トンネル公園は、高森線と高千穂線を接続する新たな鉄路として掘削を開始した日本国有鉄道のトンネル跡地で、出水によって中断された未開通の鉄道トンネルを利用した湧水の見学施設です。
高千穂−高森間27.0Kmの工事は昭和48年(1973)12月に着工しました。昭和52年(1977)2月、掘削中の高森トンネル (予定延長6500m) の入口から2055m地点の坑内で、地下水の水脈を切断したことにより毎分32トンの異常出水が発生、その後も度重なる出水事故が発生しました。
これらの出水事故が最大の要因となり鉄道敷設工事は中断され、その後のモータリゼーションにより鉄道の必要性そのものが小さくなったとして、昭和55年(1980)工事予算の凍結により鉄路の延伸は止まりました。このことによって、明治時代からの悲願であった九州横断鉄道の夢は幻と消えたといいます。


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