■竹崎城址展望台
竹崎城址展望台の位置は、竹崎観世音寺の「拝み堂」の跡地と伝えられる場所である。竹崎観世音の由来は、和銅２年(７０９年)に行基菩薩によって開基され、平安時代藤津郡付近は亰の仁和寺の荘園であった。そして、後深草天皇の頃、竹崎観世音寺は仁和寺の末寺で勅願寺として３３坊が建ち並ぶ隆盛を極めたと言われる。太良町は、地元竹崎地区から通称拝み堂といわれる土地を含め、２６．６７９平方メートルの寄贈を受け、全面的な協力と支援のもとに、平成３年度に竹崎アイランド構想の一連として、平成３年度から竹崎城址展望台の建設に着手し、平成４年度に完成した。
展望台からは、東に有明海を隔てて大牟田、遠くは阿蘇の山々、西には多良岳山系、南に雲仙、北に有明佐賀空港を一望でき、３６０度のパノラマを堪能できます。
と説明板に書かれています。