熊本県指定天然記念物「将軍木」は、根廻り約10m、幹囲約8m、枝張りは東西に24mに達する椋(むく)の巨木。樹齢は600年以上


熊本県指定天然記念物 「将軍木」


■熊本県指定天然記念物 「将軍木」
根廻り約10m、幹囲約8m、枝張りは東西に24mに達する椋(むく)の巨木。樹高は16mとさほど大きくないが、樹齢は600年以上と推定される。そのため、北側は幹が腐朽して大空洞をなしている。また、主幹部分には裂けるのを防ぐために2個の鉄環を巻き、南方に繁る枝は鉄の支柱で補強してある。
この木は、南北朝時代、征西将軍宮懐良(かねなが)親王が、当時勢力のあった菊池氏を頼りこの地に征西府を置かれたとき、宮の枝から芽をふいたとも、御手植の木とも伝えられる。将軍木の名も、この懐良親王にちなんでつけられたものである。
今でも、菊池神社の御神木として地域の人々に親しまれており、10月13日の秋祭りのときには、隣接する能舞台において、この木を将軍宮の象徴に見立てて、国選択無形文化財「松囃子能」が奉納されている。 平成10年12月 国重要無形民俗文化財に指定
熊本県指定天然記念物 昭和38年7月23日 指定 熊本県教育委員会 昭和63年3月建 の説明板があります。


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