豊後街道は、江戸時代の参勤交代に江戸へ行く最短のコースとして整備さりた重要な街道


的石御茶屋跡 隼鷹天満宮・的石湧水


■二重峠の石畳 (ふたえのとうげのいしだたみ)
阿蘇外輪山を越え、阿蘇谷に入る峠に豊後街道の石畳の道がおよそ2kmにわたって続いている。
起点は熊本城下の札の辻からはおそよ8里木(32キロ)ほどである。この地には九十九折の急坂があるといわれ、豊後街道を行く旅人にとて難所であった。道後街道は阿蘇地域では「参勤交代道」とも呼ばれ、その名の通り大名行列が参勤交代の折に通っていた。
ここは明治10年の西南戦争でも重要な場所であり、官軍と薩軍による激戦が地元住民を巻き込んで繰り広げられた明治15年(1882)に新道(現在の57号線の前進にあたる)が開発されるまで、この道はほとんど使われなくなっていたが、平成に入り、修復工事が行われ、観光客が訪れるようになった。一部には修復前の石畳が残されており、当時を知る貴重な資料となっている。と説明板に書かれています。


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