豊前、豊後、薩摩、日向街道の起点 里程元標跡 新一丁目御門


里程元標跡 (りていりげんぴょうあと) 熊本城


■里程元標跡 (りていりげんぴょうあと)
熊本城内と城下町を結ぶ接点であった新一丁目御門の前には、肥後(熊本)藩の種々の政令を掲示する「札辻」(ふだつじ)と呼ばれる広場がありました。
この「札の辻」が里程元標にあたり、ここを起点として、豊前(ぶぜん)、豊後(ぶんご)、薩摩(さつま)、日向街道(ひゅうがかいどう)の里数が測られました。その際に、一里、二里、三里・・・と進むごとに、街道の両側に榎(えのき)を植えてこれを里数木と称していました。
現在でも、バス停や駅の名称に、「一里木」、二里木」、「三里木」などといった当時の呼称がそのまま使われているところがあります。
このモニュメントは、歴史街道の起点を保存し、後世に伝えるものです。
平成6年11月 熊本市長 田尻靖幹 と刻まれています。


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