熊本城は警備を厳重にするため、石落しや忍返などのさまさまな警備設備があります。


石落し 忍返


■石落し
城内の櫓の壁面は、すべて下見板張りであり、外側の角は例外なく石落しが設けられています。石落しは、石垣を敵が上ってきた際に、その状況を目視できると同時に、そこから石を落として進攻を防ぐための出張りという機能を持っていました。また、櫓全体に安定感を与える視覚的な装飾効果もあったようです。
■忍返 (しのびがえし)
石垣を上がってくる敵の侵入を防ぐために、小天守の1階の下部分、石垣と接する場所に鉄串(両刃の槍穂)が短い間隔で並んでいるのが忍返。2尺近い鉄串は下向きに付けられ、防御を強固なものにしています。城内で特に厳重な警備がされていた小天守には、東、北、西の3方向に付けられていました。


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