古くから丑寅(東北)の方角は鬼門と呼ばれ、不浄の気の出入りするところと考えられてきました。


熊本城 不開門 (あかずのもん) 重要文化財


■不開門 (あかずのもん) 重要文化財
古くから丑寅(東北)の方角は鬼門と呼ばれ、不浄の気の出入りするところと考えられてきました。築門にあたっても、この方角は塞いでも開け放ってもいけないとされ、門は造るが通常は閉鎖されていました。そこから不開門と呼ばれ死人や不浄物の搬出時だけ用いられたといいます。
門の形式は両側の石垣に櫓を渡し架けて、その下が門となった櫓門で、要衝に配置されていた。復元された「西大手御門」「南大手櫓門」も同じ形式です。往時の熊本城では十八箇所に櫓門が造られていたが、江戸時代そのままに現存するのは、この「不開門」のみとなっています。
昭和八年(1933)に国宝となり、戦後は文化財保護法の施行により重要文化財に指定されています。と説明されています。


♪ 。 . : * ・ ゚ ゚ ・ * : .        . : * ・ ゚ ゚ ・ * : . 。 ♪
1998-2014 itigoNet & StrawberryClub, internet cection Since 1998.12.20

当ホームページ内の画像およびイラストなど全ての内容につきまして無断転載・転用を固くお断りいたします。