■夜泣き貝：大銀杏
赤ん坊の夜泣きに御利益
１　夜泣き貝は、長さ１センチ程の陸上の巻貝で色は薄い土色
１　棲息場所は、当神宮内の二本のイチョウの大木だけで、樹皮の間の湿ったしころに棲みついています。冬は、樹皮の下に入り込み寒さを避け姿が見えなくなります。
１　貝の名前の由来は、夜なき貝といって貝が鳴くわけではありません。乳幼児の夜泣きに御利益があるので、この名前がつけられたと言われています。
貝の一対（二面）、乳飲み子の枕の下に入れて置くと、二、三回で夜泣きが止まると言われています。
１　夜泣きが止まったら願解きとして、当神宮に参拝し、必ず貝は元の所に返しておかないと御利益が無くなると言われています。
１　子供の夜泣きが止まるのは、貝がその子供の訴えを一晩中聞いて子守をしてやるので夜泣きが止まるというふうに解釈していいと思います。
昭和５９年３月　津森神社　と説明板に書かれています。