千林尼は一生を托鉢して浄財を集め、社会公益事業に献身された


史跡 千林尼石畳道 第三石畳


■ 史跡 千林尼石畳道 第三石畳
千林尼は文化6年 (1809) 、現代の西岐波の大沢に生まれ、のち縁あって仏門に入り、明治2年5月、60歳で他界されるまで、一生を托鉢して浄財を集め、社会公益事業に献身された。
この道は、江戸時代には宇部と楠町を結ぶ主要な道であったが、山間の細道で難所が多かったので、敷石を舗装をして、通行する人や馬の難儀を救おうと、千林尼が悲願をこめて改修された遺跡である。
千林尼は、宇土市、楠町、山陽町と近郷の各地で、数多くの土木公益事業をなされたが、この石畳道は、尼僧の偉業をとのぶ、現存する唯一の貴重な史跡である。
また、この道は、郷土の先人たちの素朴な風習をしのびつつ、林の中を行く、歴史と自然のハイキングコースでもあります。
平成元年5月21日 厚東郷土史研究会と書かれた説明板があります。



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