■高岡兄弟生誕地 この地は、北海道開拓史を語る上で欠くことのできない高岡直吉・高岡熊雄の生誕した場所である。
■高岡直吉 1860−1942 政治家 万延元年1月生まれ、藩校養老舘に学び、明治8年に上京。更に北海道に渡り札幌農学校で学んだ。明治42年から宮崎県知事、鹿児島県知事、門司市長を歴任したのち、大正12年に市制を施行したばかりの札幌市の初代市長に就任し、新開地北海道の首都的役割をもつ札幌市の発展に尽力した。 昭和17年9月1日、東京渋谷の自宅で生涯を閉じた。享年82歳
■高岡熊雄 1871−1961 農政学者 農学博士 法学博士 明治4年8月生まれ、津和野小学校高等科、山口中学校を経て、札幌農学校で学んだ。このとき新渡戸稲造が同校に教師として赴任し、以後強い影響を受け、長く指導を仰いだ。卒業後も学校に留まり研究を続けた後、昭和8年に第3代北海道帝国大学総長に就任した。 一方、学外においても農政諸問題の各種委員や様々な統計調査など多くの役職を歴任、農政学研究と北海道開発に力を注いだ。 昭和30年 札幌名誉市民。 昭和36年12月29日、北海道の地で生涯を閉じた。享年90歳
と生誕地に設置された説明文に書かれています。
|