西洋人である小泉八雲が日本の庭をどのように見たのかということが重要なのです。


小泉八雲旧居 この家のたたずまい


■ 小泉八雲旧居 この家のたたずまい
自分の今度の家は或る高位のサムライの昔の住宅で、カチュウヤシキ (家中屋敷) である。城のお濠の縁にある街路、いなむしろ道路とは、上を蔽うて居る長い高い壁で仕切られている。
お寺の入口にあるのと殆ど々大きさの門口へ、低い幅広い石段で昇って行く。その門の右手に、壁から突き出て、太い棧のある、大きな木造の籠のような見張窓がある。封建時代には、そこから、武装した家来が前を通る総ての人に (棧は見えぬのだから、目に見えぬ見張を) 厳しい見張を、いつもしていたものである。門の内側の、住所へ行くまでの処にもまた両側に壁があるから、客は、許可を得なければ、何時も白い障子が締まっている家の入口を己が前に見得るだけである。と説明板に書かれています。



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