深紅に染まる椿群生林 開花状況を確認されてお出掛けください。


笠山椿群生林 | 山口県萩市笠山


■ 笠山椿群生林 | 山口県萩市笠山
笠山の北端の10ヘクタールの広さに約25.000本のヤブツバキが自生しています。
笠山は、藩政時代には萩城の北東 (鬼門) の方角に当るので、藩では笠山の樹木の伐採や鳥獣の捕獲を禁止していました。そのため全山原生林の様相を呈し、大木に覆われていましたが、明治になってその禁が解かれ、大木は切り倒されて用材になり、雑木類は薪炭用に伐採されるなど昔日の面影はなくなりました。ここ虎ケ崎の椿も周囲の雑木と共に何度も切り払われ、切られた木々の切り株から新しい芽が伸び、雑木の中に椿の赤い花が見られるような状態が昭和40年代まで続きました。
昭和45年、萩の椿の調査のため来萩した著名な椿の研究家の渡邉武薬学博士がこの地を訪れ、ここの雑木やつる草を取り除けば立派な椿林として観光地になることを当時の市長に助言されました。それ以来、萩市は雑木の伐採、観光道路の整備などに力を注ぎ、現在見られる立派な椿林が出来上がりました。
平成14年8月1日に市指定天然記念物に指定されました。 (椿は萩市の花に制定されています。)
平成26年8月には、平成27年大河ドラマ「花燃ゆ」のロケ地となりました。
また、平成27年1月29日に「池坊花逍遥100選」に選定しれました。
笠山椿群生林で配布されている書かれてます。



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