現在の橋梁は大正5年 (1916) に架け替えられたもので、直弦式のプラットトラス構造がとられています。


高瀬川鉄橋


■ 高瀬川鉄橋
日本の鉄道は明治5年 (1872) 、新橋・横浜間に開業しましたが、九州では九州鉄道会社が明治22年に博多・千歳川 (久留米の手前) に開業したのがはじまりです。建設工事にはプロイセン (ドイツ) から顧問技師を招いています。
明治24年4月には高瀬、7月には春日 (現熊本) まで伸びました。その折、菊池川に「高瀬川橋梁」と名付けた鉄橋 (当時は単線で、いまの下り線) が架けられました。全長287m、穏やかなカーブを描くボーストトラフの構造が用いられました。レンガ造りの橋脚は「フランス積み」といわれる積み方の工法で、橋脚下部はアーチになっており、度々の洪水でもビクともしていません。
現在の橋梁は大正5年 (1916) に架け替えられたもので、直弦式のプラットトラス構造がとられています。九州鉄道は明治40年 (1907) に国有鉄道となり、昭和4年 (1965) の電化、43年の複線化、60年から九州旅客鉄道株式会社 (JR) として現在に至っています。平成13年3月 玉名町校区まちづくり委員会と書かれた説明板があります。


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