白水の滝の特徴は、岩間からほとばしり出る湧水にあり、滝の高さは、38メートルあります


白水 (しらみず) の滝 大分県竹田市


■白水 (しらみず) の滝 大分県竹田市
国登録「登録記念物」平成19年7月26日登録
白水の滝の特徴は、岩間からほとばしり出る湧水にあり、滝の高さは、38メートルあります。
かつては、約百メートルにわたって湧水が飛び散り白く輝いて、日本一の飛泉とたたえられ、各地から多くの人々が見物に訪れました。
岡藩主の中川氏も、お茶屋を建てて清遊したと伝えられています。
画聖田能村竹田は、備後 (岡山県) の学者を伴ってここに遊び
断岸如のごとくいそうをうがつ
奔流突出響淙淙
自誇豊後邦中勝
天下奇観白水滝と誇らしげに白水の滝をたたえています。
又、有名な歌人で雲上の千種三位有功卿は、
豊国の 国の宝と 岩間より
湧きて 泉の滝の白玉
と詠みました。(「泉」は、白水を一字にしたもの)
明治34年にイラ水井路が通水し、この滝の水を取り入れて約120ヘクタールの開田しましたが、それまでは、岩壁一面に飛泉が懸かり、全く見事なものでした。
江戸時代、ここを訪れたある学者は、この滝について「水の白きこと雪にもまさり、たとへんものなし」と感嘆し、「この滝のたたずまいは、いかに見るともあくことなし」と讃えています。
と書かれた説明板があります。


♪ 。 . : * ・ ゚ ゚ ・ * : .        . : * ・ ゚ ゚ ・ * : . 。 ♪
 
1998-2016 itigoNet & StrawberryClub, internet cection Since 1998.12.20

当ホームページ内の画像およびイラストなど全ての内容につきまして無断転載・転用を固くお断りいたします。