大自然の恵みで、湧き水は一日数十万トン、その水温は摂氏12度


清水瀑園


■清水瀑園
清水瀑園は、別名を内帆足の滝と呼ばれています。大正7年 (1918) から約4年間、地元有志「深草藤太翁が開発、いらい整備を重ねてきました。とくに平成3年 (1991) の台風で大きな被害をうけましたが、大分県および玖珠町のご助成で復旧できました。
長い歳月が培った大自然の恵みで、湧き水は一日数十万トン、その水温は摂氏12度、滋味にも満ちて昭和63年 (1988) 、「豊の国名水」に選定されました。滝あり渓流ありの景観は周辺の森林空間と共に、「天然のクーラーつき楽園の地」として親しまれています。
かつては、玖珠地方の「雨乞いの地」として知られ、竜神に地酒を奉げる行事が明治時代まで伝承されてきました。最近は園の湧き水が玖珠町内の生活用水、農業用水にも使われ、広く「福の恵みの水」として喜ばれています。
清水瀑園の不動明王は昭和8年 (1933年) 、玖珠町森鉄砲町の念仏者園田利彰氏が建立しました。
お不動さんは、大日如来の使者とされた明王部でのナンバーワン的な存在。「災いと怠け心を斬るのが目的ですが、当園のお不動さんは、健康を守る明王と伝えられています。
健康を守るお不動さん
平成3年の台風災害で倒れ、一部が破損しましたが、このほど地元有志の手で修復できました。お不動さんは来園者の願いを必ず聞き入れてくれます。
と書かれた説明板があります。


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