大谷石の採掘は江戸時代に農家の副業として始まり、明治時代に入り産業として発達しました


巨石探訪 大谷石の採石場跡 栃木県宇都宮市


■大谷石の採石場跡 栃木県宇都宮市
栃木県宇都宮市大谷町を中心に産出される大谷石は、東西約8キロ、南北約37キロに分布します。大谷石は今から約2000万年前の海底火山の噴火により噴出した火山灰が海底に堆積してつくられたもので、地質学上の名称は「凝灰岩」 (ぎょうかいがん) と呼ばれています。
大谷石の採掘は江戸時代に農家の副業として始まり、明治時代に入り産業として発達しました。当初は露天掘りと呼ばれる地上に現れている岩を採石する手法を用いていましたが、現在の採石場所は地下数十メールから百メートル以上もある坑内に移っています。
ここ大谷公園では、昭和初期まで露天掘りや天上部だけを残す垣根堀りと呼ばれる方法により採石が行われていました。採石は岩の上部から一本ずつ手作業により下に向かって行われ、大谷公園から大谷寺に向かう通路の壁面や東側の壁面には、層のようになっている採石跡を見ることが出来ます。また、市営駐車場から平和観音を結ぶ通路には、石材輸送用の軌道が敷設されていました。
と書かれた説明板があります。


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