咳止めの神様として信仰


鷲宮神社 栃木県栃木市


■鷲宮神社 (わしのみやじんじゃ)
御祭神 天日鷲命 (あめのひわしのみこと) 大己貴命 (おおなむちのみこと)
御由緒
御祭神の天日鷲命は阿波忌部氏の遠い先祖で楮や麻を植えて製紙・紡績の業を興し、皇祖天照大御神が天磐戸に御隠れになった際には白和弊を作り、磐戸開きに大きな功績をあげた神様です。
日本武尊の東征に従って東国治定や開発の為に移住してきた忌部氏が利根川を上がるように開発していくのに伴い天日鷲命も東国に広く祀られていきました。
大己貴命は大国主命の別名で、一般には七福神のおひとり、だいこく様として親しまれている神様です。
この神様の御利益はかなり広く、家内安全や商売繁盛、更に病気平癒や縁結びまで及びます。
御神徳
古来より咳止めの神様として信仰を集め、鎌倉幕府二代将軍源頼家公が幼少の折に百日咳を患い、心配した母親の二位尼君 (北条雅子) が鶏肉と卵を断って当社に祈願をしたところ無事に回復し、お礼参りの使者として佐々木四郎高綱という武将を社参させ御神馬と舞を奉納したと伝えられています。
その時に百日咳を「とりせき」という方言が生まれたとされ鷲宮神社から発した方言が通じる地方は、信仰者のいる地域だともいわれています。


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