■そばの花 ソバ (蕎麦 学名 Fagopyrum esculentum) は、タデ科ソバ属の一年草です。 一般に穀物は イネ科 (単子葉類) であるのに対して、ソバはタデ科。つまり双子葉類になります。イネ科以外の穀類として、アマランサス(ヒユ科) キノア(アカザ科)等があり、これらは擬穀類とよばれます。ソバは、主にソバの実の製粉して蕎麦粉として利用し、皆様も大好きな 麺(蕎麦)や蕎麦掻等になります。 ソバは、草丈は60〜130Cm。茎の先端に総状花序を出し、6mmほどの花を多数つけます。花の色は白 淡紅 赤 茎の色は緑 淡紅 濃紅で 果実の果皮色は黒 茶褐色 銀色です。ソバは、痩せた土壌 冷帯に属するような冷涼な気候 雨が少なかったり水利が悪かったりする乾燥した土地でも 容易に生育します。 ソバは、日長反応の違いから 感光性が弱い夏型 強い秋型 両者の中間タイプの中間型があり、中間タイプはさらに夏型に近い中間型 秋型に近い中間型に分れます。さらに、栽培形態として、播種期の違いにより春播きの夏蕎麦と夏播きの秋蕎麦があります。写真は栃木県のソバ畑の花 秋雨に濡れる花です。
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