普段見かけるクズの花色はふつう紫ですが、これは白色の花を咲かせる珍しいクズの品種です


シロバナクズ


■シロバナクズ
神奈川県根府川 (現小田原市) で向坂道治氏が発見したものに対して、本田正次博士が発表した。翌年、牧野博士が発表したトキイロクズは同一のものである。と書かれた説明板があります。
皆さんが普段見かけるクズの花色はふつう紫ですが、これは白色の花を咲かせる珍しいクズの品種です。その他、花が淡桃色になるトキイロクズが知られています。
「秋の七草」のひとつであるクズは、20世紀前半に飼料作物・造園・緑化用としてアメリカに導入されました。しかし、気候条件が合致し天敵がいなくなったクズは驚異的に繁殖して逸出・野生化しました。樹木や建造物まで飲み込み、猛烈な勢いで周囲を覆いつくすので「ジャパニーズグリーンモンスター」と呼ばれ恐れられるようになり、ついには生態系を脅かす侵略的外来種ワースト100にその名を連ねてしまいました。


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