牧野富太郎博士が1887年に高知県越知町の横倉山で発見


ジョウロウホトトギス


■ショウロホトトギス ユリ科
牧野富太郎が1887年に高知県越知町の横倉山で発見。花の美しさを宮中に仕える貴婦人 (上臈) に例えて和名を付けた、日本植物志図編の記念すべき第1巻第1集第1図版に植物図を掲載した、学名はロシアのマキシモヴィッチ博士が記載。10月頃咲かせる長さ4cm程もある黄色いい花が美しいため園芸目的による盗掘が原因で個体数が減っており、絶滅危惧種に指定されている。四国・九州の主に石灰岩地に分布する。花期は10月頃。と書かれた説明板があります。
また、佐川町の牧野公園の説明板には次のように書かています。
四国・九州の石灰岩地に分布し、深山の湿った崖に下垂して生える多年性植物。
牧野富太郎が最初に横倉山で発見し、ロシアのマキシモ・ヴイッチ博士が学名を、牧野富太郎が和名を命名した。牧野博士のお気に入りの植物であったようである。和名の由来は、花が上品かつ美しいので、「上臈」 (宮中に仕えた貴婦人) の美しさに喩えて付けたもの。
高知県内では、横倉山と佐川町、津野町 (旧葉山村) の3カ所にのみ自生するが、どこもその数は極めて少ない。環境省レッドリストの絶滅危惧二類 (絶滅の危険が増大している種) に指定されている。



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