4〜6月に古い木質化した枝または葉腋から、20〜38cmある花序をだし、白〜白緑色の花をつけます。
牧野植物園 トビカズラ
■牧野植物園 トビカズラ
中国の南部〜南西部に自生するつる性の常緑大型木本。日本国内では、熊本県菊池町相良に1株だけが知られており、国の天然記念物に指定されています。和名については諸説ありますが、源平合戦の時に観音像が空を飛んでこの木に飛び移り、焼き討ちを逃れたという伝説から「飛葛」と名付けられたと言われます。
2000年には長崎県佐世保市のトコイ島で、2010年には熊本県天草市倉岳の裾野で自生しているのが発見されましたが、相良を含めて、いずれも古い時代に中国から持ち込れて逸出し野性化したものではないかと考えられています。
4月下旬〜5月に幹から太い枝の節から花序を伸ばし、長さ7〜8cm ある暗紫色の花を10〜20個付けます。かつてはなかなか開花せず、日清・日露戦争後に咲いたため「世に異変が起きる花」として恐れられていました。当園では毎年たくさん開花しているので、そのたびに職員はドキドキしています。
と説明板に書かれています。
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