■長沢の滝 (ながさわのたき)
説明板の説明
高さ約３４ｍで、ハート型の穴から水が流れ出るというとても珍しい滝です。
「蛇 (じゃ) の伝説があり、この滝では「滝壺に金属でできたものを投げ込むと次の日は雨になる。」という言い伝えがあります。
滝壺は横１５ｍ、縦１０メートル、水深２．８ｍの半円形で水をたたえ、特に滝の右岸には高さ５０メートルに近い屹立 (きつりつ) した断崖が、滝壺下流の巨岩とともに、滝周辺の景勝を高めています。地質的には中生代、三畳紀ジュラ紀の三宝山帯に属するチャート層で、北側のジュラ紀鳥ノ巣層群との境界部に発達する断層のために垂直に近い断崖を形成しています。
付近は広葉樹林で、新緑、紅葉がとてもきれいです。
高知県指定・天然記念物
四国カルスト天狗高原への途中にあって落差は３４ｍ、上空を針葉樹林の緑が覆っています。
ハート型に削られた穴から一気に流れ落ちる滝のしぶきや黒く光る岩肌、青々と水をたたえた深淵の景観が、手前の橋とともに一枚の絵のようです。
この滝に願いをこめると恋がかなうとか。
と説明されています。