■大川村指定文化財 小金滝 高野、川崎部落の境にある直下約100mで白糸をたれたような優美な滝で四国では数少ない名瀑です。 周囲は楓が繁り昼間は薄暗く肌寒むさを覚える。秋の紅葉は一人で、冬は東西の烈風は滝シブキとなり雄大な樹氷となり日光に照らされ黄金のように見えることから小金の滝と名付けられたという。 別名「三滝」ともいう石鎚山へ引っ越した釈善聖が住んだと伝えられる史跡三滝寺の寺床がある東の小金滝・西の小三滝・中の大滝を総称して三滝ともいう。 この地に「犬戻り」「猿戻り」の地名で難所もある又釈善聖の伝説はこの近傍の各所にもある。 滝の位置は「小金滝トイレ」の100М程上方をご覧ください。と書かれています。 上の写真は、その風景です。 大川村の「小金滝」は、雄大な岩盤と美しい紅葉などで、村の重要な景勝地となっています。滝の高さは、従来100m程度とされていましたが、正確な高さはわかっていませんでした。 国土交通省では、豪雨時に流出する土石流の量や衝撃力などを予測するため、測量により詳細な地形図を整備しています。この地形図を利用して小金滝の高さを計測したところ、小金滝の高さは2段106mで標高差が四国最大の滝であることが、改めて確認できました。 説明板は ■国土交通省か作成した地形図 航空機によりレーザー光を地面に照射し、反射光が戻ってくるまでの時間を計測することにより、従来よりも詳細な地形図を作成しています。なお、106mという高さは、滝が注ぐ早明浦だ
と々高さです。 地形図から小金滝の高さを計測したところ、四国の滝では最大級
標高差であることがわかりました。また、滝壺から下流も急勾配が連続しており、これらも含めた場合、標高差はさらに大きくなる可能性があります。
|