伊尾木洞シダ群落 国指定天然記念物 1926 (大正15年) 10月20日指定


伊尾木洞


■伊尾木洞
伊尾木洞は、300万年前の地層が隆起し、波による浸食で生まれた洞窟です。高さは約5m、幅は約3mで全長は約40mほどです。その奥は渓谷に続いていて普段は足を浸すくらいの水が流れ出ています。
■伊尾木洞シダ群落
国指定天然記念物 1926 (大正15年) 10月20日指定
伊尾木洞の主なシダ種類 (七種類)
ホウビシダ・コモチシダ・ノコギリシダ・ホウライシダ・ハゴロシダ (別名マツザカシダ)・シロヤマシダ・クリハラン
ここ伊尾木洞シダ群落を形成するシダは、日本列島の温暖な地帯に広く分布しており、伊尾木洞だけに生息する種類はありませんが、多くの種類かせ一カ所に生息するのは大変珍しいために、国の天然記念物に指定されています。
シダの好む生育は種類もーによって異なりますが、この洞窟の温度と湿度と適度な光線、そして岩石の多い崖状の地形がシダの育成条件を満たしているため、このように多くの種類のシダが共生繁殖しているのです。
これらのシダが繁殖し続け、幾世にもその姿を留めていくことができるよう、シダの採取・伐採などないよう保護にご強力ください。
2008年5月 安芸市教育委員会 と書かれた説明板が洞内に設置されています。



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