配布されたパンフレットには。それぞれのTシャツに書かれた想いが綴られています。


第31回Tシャツアート展 令和元年


■第31回Tシャツアート展 高知県黒磯町
配布されている麺パンフレットより
1989年6月21日 (水) 。私たちのところに1通のFAXが届きました。かねてより梅原さんにお願いしていた企画書です。見たとたん「すごい・・・」と身震いを覚えました。梅原さんは、電話の向こうでわたしに「これは100万円の企画書じゃ」と叫びました。わたしも「まさしく1000万円」と思いましたが、予算的な事情もあり、心の中だけにとどめておきました。企画書には、わたしたちが侃々諤々の議論を行った中から生まれた言葉がちりばめられていました。それが梅原さんのすばらしいセンスで表現されていました。
FAXの内容とは、「砂浜美術館」の5文字と、「私たちの町に美術館はありません。美しい砂浜が美術館です。」から始まるコンセンス文。その後まさに1000万円の、いやもっと、お金に変えられない価値を も生み出していき企画、考え方、「砂浜美術館」が生まれ、共有された瞬間。というわけで、1989年6月21日を、わたしたちは「はじまりの日」としています。
黒潮町の砂浜のTシャツアート展 令和元年 (2019) 年で31回、配布されたパンフレットには。それぞれのTシャツに書かれた想いが綴られています。大切に保存します。


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