■八王子宮
戦国土佐七人衆の一人、楠目城主大中臣山田氏がその所領、三千貫の山田郷鎮護のたる、文明元年 (１４６９) 近江の国日吉大社を勧請してから百七十年後、野中兼山が奉行職として香長の原野開発により、山田堰より水を引くため中井川の開さくによって川底が宮居に障るので、寛永十七年九月十七日 (１６４０) 現在の地に移転遷座した。本宮は山内藩公の崇敬極めて厚くその紋所三つ葉柏の使用を許された。現在本殿にはその紋所と五三の桐の透かし彫りが見られる。大祭には藩公の名代の参拝もあった。十一月六日の秋の大祭には、古式による神輿渡御の儀が存続され今日に至っている。
■本殿・社殿並びに境内社
本殿　四坪文化五年 (１８０８) 再建
幣殿 (舞殿) 文化十四年 (１８１７) 再建　・　拝殿　上同一
天満宮　(学問・厄除けなどの神様) 御祭　菅原道真公命
八坂神社　(病気平癒・良縁成就などの神様) 祭神　応神天皇　神功皇后
祭神
おおなむち神　大山いく神　国とこたち神　国のきづち神　あやかしこね神　いざなぎ神　あめのおしほみみ神　あめのにはひの神　天津日子根神　くにつ日子根命　くまぬくすび命　たぎりひめ命　たぎりひめ命　たぎつひめ命　いちきしまめ命
ご神徳
古来より、開運出世　幸運招来　諸災禍祓除の神様として信仰されています。
と由緒書に書かれています。