■大渡ダム
仁淀川は、四国の雄峰石鎚山 (標高１９８２ｍ) にその源を発し、愛媛、高知両県にまたがって太平洋らそそぐ四国で第３番目におおきな河川です。その仁淀川に、２１年の歳月と約７８０億円の費用をかけて、流域および周辺の発展を期する多目的ダムとして、大渡ダムは建設されましたと。と説明板に書かれています。また、別の石碑には次の文が刻まれています。
大渡ダム竣工に伴い此処、吾川仁淀の地に亘いなる湖の誕生を見る。
紺碧の水面は四季の移ろいにつれ美しき吾の故郷の姿を永遠に映し続けるべし郷邑は朝に清き湖に心魂を澄まし夕には黄金の波頭に平和の安らぎを感じつゝ日々を新たにして生業に勤しむ此の天恵に謝し仁淀魚協高吾北地区はダム施工者大成建設の好意のもとに幾久しい湖と共に郷党に慰安あれと願い大いなる鱒を数多放つ。仁淀川漁業協同組合高吾北地区建立、昭和５６年６月と刻まれています。