■虹見の滝 虹見の滝のある野沢は各閃輝石閃緑ひん岩という火山岩の岩脈からできていて硬い岩石です。本流の鬼怒川は流紋岩でそれほど硬くはありません。そのうえ、本流の鬼怒川は水量が多く、浸食作用が大きいことから合流点で河床の高さに差ができて滝になったものです。 このような滝を縣滝 (けんこく)
と名づけています。 と書かれた説明板があります。 ■龍王峡 種別 天然記念物 龍王渓は昭和24年3月、大字斉藤の斉藤茂吉氏の提案により伊の原より浜子に至る約5キロメートルの鬼怒川河川敷にハイキングコースが造成されたのを端にして、昭和25年春、毎日新聞社主催の日本観光地百選の部に立候補し513,895票の得点を得て5位に入選し、はじめて脚光を浴びた景勝地である。 以来40年、渓谷の遊歩道は斬次整備され伊の原口より虹見滝に下されば渓谷の名称の由来となった龍王神社があり、歩道は河岸両岸に別れ対岸に渡る虹見橋を経ると回遊出来る歩道がある。 渓谷には建てられた句碑を因んで命名されたむささび橋までを白龍ケ淵、橋より兎跳ねまでを青龍ケ淵、それより白岩下までを紫龍渓と命名され、この間に五光岩・光跳ね・雅子またぎ・大観等の奇岩怪岩がある。 春の新緑、秋の紅葉、夏はせまい渓谷が朝夕の日ざしによって著しく変化が見られるのも面白く、全渓谷の奇岩美をよく鑑賞できる冬景色も又素晴らしい景観である。 昭和50年11月25日指定 日光市教育委員会 と書かれた説明板があります。 |