金峰山湧水群は、金峰山系一帯に点在する20か所(熊本市内の19か所、玉名市の1か所)の湧水群です。


日本名水百選 「金峰山湧水群」 叢桂園



■名水百選 金峰山湧水群 (熊本市・玉名市)
金峰山湧水群は、金峰山系一帯に点在する20か所(熊本市内の19か所、玉名市の1か所)の湧水群です。
九州巡幸をされた明治天皇に水を献上した「天水湖(てんすいこ)」、細川藩のお茶屋として造られた「釣耕園(ちょうこうえん)」、宮本武蔵が「五輪書」を著した霊巌洞がある「雲巌禅寺(うんがんぜんじ)」、夏目漱石など文人画人が多く訪れた清雅な山水庭園をもつ「成道寺(じょうどうじ)」などがあります。
■叢桂園 (そうけいえん)
叢桂園は江戸時代肥後の文化、医学教育に貢献した村井家歴代の別荘跡です。
村井琴山(1733年〜1815年)が工を起こし、その子蕪雪(1769年〜1814年)の代に完成しました。園の入り口に「出者不遂入者不拒 山家自然妙境」と刻んだ石があります。揚子江、洞庭湖を象った池があり遣水が流れています。頼山陽はじめ多くの文人墨客が訪れています。
村井琴山の父見朴(1702年〜1760年)は藩主細川重賢に藩立医学校「再春館」設立を建議し、宝暦7年開講しています。
「患者を身分貧富で差別せず、治療技術のみでなく学理を学ぶ、師弟関係を尊重するむを教育方針としました。
村井琴山は京都の山脇東洋や吉益東洞の教えを受け、古医方を唱え医道二千年眼目編・和方一万方等の著書を残し多くの門下生を指導しました。その子芭之も医業を継ぎ再春館医学監ほ務めた。平成14年4月 日本東洋医学会熊本支部(一部要約)と入口に掲示説明されています。


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