菊池台地用水によって、干ばつ防止と用水不足が解消され、畑地かんがいや水田の用水補給


竜門ダム 熊本県菊池市


■竜門ダム
国営菊池台地農業利水事業の概略
農林水産省は、菊池台地の受益地に、国土交通省により新設された竜門ダムへ新規水源を求め、地区内まで幹線水路を整備し導水しました。
この菊池台地用水によって、干ばつ防止と用水不足が解消され、畑地かんがいや水田の用水補給が行われています。また、地下水利用施設がダム取水に転換されたことにより、取水費の軽減も図れています。
熊本県は、関連事業として圃場整備事業等を実施することにより、農業生産基盤を改善し、農業の近代化と農業経営の合理化等を進めています。
現在、国営事業で造成された施設は菊池台地用水土地改良区が管理し、菊池市をはじめ、遠くの合志市、山鹿市、大津町、植木町の受益地に配水操作を行っています。
と書かれた説明板があります。
■湖面橋命名縁起
八方ケ岳と祖母の蓮峯に抱かれ、県境霧越の峯を北に南南西に開ける山峡の里に、下流金峯の山は堰堤を築き竜門ダムを造る。このダム湖に面する水域を斑蛇口郷と呼ぶ、その昔 (西暦1330年代) 菊地武時公が大智禅師を迎え、鳳儀山聖護寺で禅道を求め教えを乞われた、禅師と一族が残した文化と史話伝説の郷である。
ダム湖の中央に位置する湖面橋は、対岸を結ぶ地域の生活道として要請架橋された、上流に穴川鳳来の山岳と聖護寺を眺めダム湖全域を一望にする、橋下に、中山、上下半尺、の集落87世帯と、小学校、往古に祭る、氏神、観音、地蔵、幾世紀を生きた神木の森、幾多山里の文化と史跡を水没し消え、湖底の故郷となる。
斑蛇口山峡の自然を、美しく映えさすダム湖に影をおとすこの橋は、故郷の想い出をいつまでも語り偲ばせてくれる、静かに波打つ山里湖と霧面に浮かぶ湖面橋に、美しい自然とロマンを求め、ふるさとと斑蛇口郷の、とわ、の沃揚をねがい、斑蛇口橋、と命名される。
付記
豊かな子供の成長を願い、橋名板を地元小学児童による書画で銘記する。
漢字 竜門小学校6年生 山本麻美
かな 竜門小学校2年 冨田えみ
平成3年3月吉日 竜門ダム水没対策協議会 竜門ダム工事事務所
と書かれたプレート板があります。


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