二階堂酒造のCMでロケ地になっています、


大分県竹田市 白水ダム 白水溜池堰堤(はくすいためいけえんてい)


■大分県竹田市 白水ダム 白水溜池堰堤(はくすいためいけえんてい)
■ ダムが築造された背景
大正時代から昭和の初めかけては、米の増産を目指して竹田地区でも多くの水利施設が築造された。大野川からの取水は、萩・宮砥・緒方に限られた水を奪い合う様相を呈していた。そこに、1938年白水ダムが竣工し、翌年大谷ダムができている。
■ 農業土木遺産国指定重要文化財
堰堤の技術的、造形的価値が評価され、1999年に国指定の重要文化財となった。近くの明正井路水路橋と同じである。
■ 堰堤を守る工夫
ダムを築造する地形的な条件が大切である。両端の岩盤の強さは勿論のこと、水流から堰堤を守ることが優先された。堰堤の中央部分は切石で流れ落ちる力を弱め、両端はスロープや階段状にすることで堰堤を守っている。さらに水流の直下にプールを設けて、大野川に流すなど様々な工夫が見られる。
■ ダムの設計者 小野安夫
小野安夫は県の土木技師で、出身地九重町の龍門の滝にヒントを得て、堰堤の設計にあたったとされる。すっかり知り尽くしていたと考えられる。
■ 白水ダムの効果
白水ダムは、堰堤から下流15キロにある豊後大野市緒方町の田畑の灌漑をしている富士緒井路の施設である。約400へクールの水田を潤している。なお、このダムの水量では足りないため、大野川支流の山崎川から補水し、井路の取水堰に導水するという工夫がなされている。
■ 江戸末期のむれ米事件と、井路開墾の発起
今から約150年前、当時の緒方村で納めた年貢米が乾燥不十分で赤くむれるという事件が起きた。当時の百姓は、購入して納め直したとされる。この厳しい現実に直面した柏野村の庄屋後藤鹿太郎こそが、富士緒井路ひいては白水ダム生みの親ということになろう。
平成27年10月26日 竹田観光ボランティアガイド協会
と書かれた説明板があります。
二階堂酒造のCMでロケ地になっています。


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