阿蘇火山は約27万年前に誕生し、これまでに4回、大噴火しています。現在私たちが見ることのできるカルデラは、約9万年前の噴火によって形成されたものです。


観音桜公園の地層 貴重な地層群


■阿蘇の地層
阿蘇火山は約27万年前に誕生し、これまでに4回の大規模な火砕流噴火を起こしています。現在私たちが見ることのできるカルデラは、約9万年前の噴火によって形成されたものです。
カルデラの形成後、その中ではいくつもの火山が活動して中央火口丘群がつくられたといいます。
ここに見える、向かって左側のオレンジ色の地層は、約3万年前に草千里ケ丘が噴火した際に飛ばされた軽石層です。 また、その5m程右(地層としては下位)の黄白色の地層は、約5万年前に立野溶岩(長陽大橋から見える柱状節理の入った溶岩)の活動が始まったときに、爆発とともに飛ばされた軽石層と考えられます。
ここは、このように阿蘇火山の活動の推移の一部を見ることのできる、学術的に大変貴重であると同時に、悠久の時の流れを感じることのできる場所でもあります。
解説 池辺伸一郎(阿蘇火山博物館) 南阿蘇村教育委員会 と説明板に書かれています。
観音桜公園は、免の石の場所から林道を西に進んだ場所です。細い道を進みまず。地図によっては表示されていないものがありますので、観光案内所などで事前に確認することをお勧めします。


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