洪水に備えて貯水率を下げる5月から9月にかけて優美な姿を湖面に見せてくれます。


近代化産業遺産 平成19年度 産業経済省 「曽木発電所遺構の概要」


■近代化産業遺産 平成19年度 産業経済省 「曽木発電所遺構の概要」
曽木発電所遺構は、川内川の中流にある曽木の滝(東洋のナイヤガラ)の約1.5キロ下流にあります。
いつもは鶴田ダム(西日本最大級の重力式ダム、昭和42年完成)がつくる大鶴湖の底に沈んでいて、洪水に備えて貯水率を下げる5月から9月にかけて優美な姿を湖面に見せてくれます。
この曽木発電所遺構は明治42年(1909)に、日窒コンツェルンの創始者で、我が国の代表的経済人である野口遵(のぐち・したがう)により建設された水力発電所で、東西の幅43m、高さ19m、総面積2207.7平方メートル(約669坪)の2階建一部3階建であり、鹿児島県に唯一残る明治時代建造のレンガ造り建造物です。また、当時は水俣のカーバイト工場(チッソ(株)水俣製造所)に電力を供給して、我が国の電気化学工業発祥のきっかけになった貴重な近代化産業遺産でもあります。
国土交通省 鶴田ダム管理事務所 と概要説明板に記載されています。


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