このホームページは私の思い出を綴った置手紙です。全国18カ所の街に住み、辞令一枚で風来坊のようにさまよった証です。

思い出の中に、ふと、あのときを、綴ります。

このサイトにお越しいただいた皆様とは不思議な巡り合わせと思います。


静かな時の流れに思い出を綴ります。海水浴 女木島

■海水浴 女木島

高松港からフェリー「めおん」で10分ほどの女木島            

私の隠れ家的な穴場

あの夏 砂浜 透明な海 行き交うフェリー 海越しの高松のビル群   

青い空の下で遊んだ海水浴

海のある風景に染まりたいなと思う。                           


静かな時の流れに思い出を綴ります。電車の接近の際の音楽

■駅で流れる電車の接近メロディー

東日本は電車の出発時に、西日本は電車の到着時、そのほか 様々です            

香川県は「瀬戸の花嫁」、広島県は「我は海の子」 などなど

高架の駅で海風と遊びながら、あ〜、電車、気動車 そして瀬戸の花嫁   

出発時の音楽途中での中止もなく、全部のメロディーが聞けるのも いいですね

やはり 海と電車 瀬戸の花嫁がないと。


静かな時の流れに思い出を綴ります。「道の駅 夏子 徳島米」

■お米は夏子の道の駅で買っていたあのころ

高松市から徳島県の美馬に至る国道沿いに小さな休憩所 (道の駅) の「夏子」があった     

本当に小さく 地元の野菜や漬物がちらほら 食堂もありましたが おにぎり定食くらい

私の目的は ここのお米 このお米を高松市の水道水で炊くと絶品だった   

この組み合わせが日本の究極だと いまも思っています

土鍋 買ったのも 高松だった


静かな時の流れに思い出を綴ります。「野菜 果物 無人販売所」

■野菜 果物 無人販売所

国道脇 農村の街道 地域の細い道

小さな小屋に野菜、果物が無人で販売されています

トマト、葉物、ぶどう、ショウガ、びわ みかん 季節ごと 地域ごとに商品は異なります    

どれも100円から200円ほど

よく買い求めたなと


静かな時の流れに思い出を綴ります。七夕

■七夕

牽牛と織姫が出会う七夕の夜

機織りや手芸 歌舞音曲 そして詩歌の上達を笹の葉の短冊にしたため お星様にお願いをする
日本の伝統的な行事です

朝の水田で 稲の葉についた 真珠のような朝露を集めて
墨をすり 短冊にお願いごとを書いた方も多いのではないでしょうか

遠いむかし 中国から伝えられた美しく哀しい「天の川伝説」は
お星様に対する思いとともに 天上の神様とともに生き
天上の神様の心を鎮めるといいいます

日本人に深く根ざした 伝統的な そして大切な行事であると思います

地域によっては 身を清める「みそぎ」の風習が残っています

子ども達は 朝早くから川で水浴びをし 女性は髪を洗う

七夕は 水に対する神聖な日です                              


静かな時の流れに思い出を綴ります。梅雨

■梅雨

夕闇のなか うすい緑の光が舞う風景 日本の原風景そのものです

人々は いにしえの 昔から 稲の健やかな育ちを

ホタル に お願いしていたのかもしれません

稲は南方が原産の植物 弥生の人々が日本に植え 北国の自然にも生育するように改良してきたもの

南の暖かな植物が 冷たい雪解け水の水田に植えられ 棚田 が緑に染まってゆく

いつのころからか 日本の原風景 と呼ばれています


静かな時の流れに思い出を綴ります。「骨付き鳥 一鶴」

■骨付き鳥 一鶴

高松市から高松琴平電鉄と予讃線を乗継ぎ 丸亀駅

駅近くの骨付き鳥専門店の「一鶴」本店

一鶴は複数店舗がありますが、やはりお店の雰囲気は本店が好き

ちっと暗い店内 机は永年の油がしみ込んだ木製 これがいい

親鳥かひな鳥 それぞれの美味しさがありますが 私はひな鳥

ビールの大 普通のお店の3杯分はある量 これがたまらない

やはり骨付き鳥は香川県の味だったなと 思う                        


静かな時の流れに思い出を綴ります。「雨上がりの満月」

■雨上がりの満月

雨上がりの透明な夜

まんまるの月が輝きを増します

見上げることが少なくなった夜の空 でも 三日月や満月 一番星は

ふと 小さかった あのころ 思い出して

田植え前の満面の水だけの水田

月が輝き ゆらゆら と 揺れて                              


静かな時の流れに思い出を綴ります。「讃岐うどん」

■讃岐うどん

KBS瀬戸内海放送のキャスターの 岡 薫 さんに言われた一言

お店によって だし 麺 さまざまな特色があります

ぜひ 違いを感じてください と

本当に、麺の固さ、量、出汁の旨みが違います そして、食べ方も

汁のあるもの

麺に醤油などをかけるだけのもの

さまざまです                                       


静かな時の流れに思い出を綴ります。「ハイキングクラブ」

■ハイキングクラブ ツーリングクラブ

職場のクラブ活動には積極的に参加していたとき

年に10回の近隣へのハイキングや登山 そして年1回のツーリング              

四国や岡山県、広島県の名所旧跡や渓谷

年齢層も年配から若年まで

あの同僚は あの観光地は

思い出を巡る このごろ                                 


静かな時の流れに思い出を綴ります。「四国巡礼八十八カ所の寺院」

■四国巡礼八十八カ所の寺院

四国遍路は1番のお寺から88番のお寺に順番に巡礼する「順打ち」

逆に巡る「逆打ち」

順番に関係なく巡る「乱れ打ち」があります

私はその巡り方の中で「乱れ打ち」選び 車で巡ったお寺様

令和元年11月16日 第23番「薬王寺」をもって すべてのお寺様の巡礼を結願しました

弘法大師空海の定めた八十八の寺院を巡り祈祷を奉げた日

四国に勤務した縁をたよりに巡礼した旅

今回は車による単行の遍路ですが できれば足腰がゆるすまでには

歩き遍路で再び巡礼を行いたいなと思っています                       


静かな時の流れに思い出を綴ります。「松ぼっくり」

■松ぼっくり

乾燥した晴れの日は 大きく開かれ

水分を含んだ日には ぎゅっとちじむ三角形に

机には 日御碕灯台の松ぼっくりが あります                        


静かな時の流れに思い出を綴ります。「ユメノ街」

■ユメノ街

柊あおいさんの著作 ユメノ街 ちょうど 「猫の恩返し」 の頃に 連載が始まった物語です  

柊さんの描かれる少女は 夢 のある表情をしています

キトラ 音浜駅 バロン 猫の図書館 物語は 潮騒の防波堤から始まります

最終章 ゆめの街から解き放さたとき キトラのゆめを想う 晶 (あき)

物語の最後は 「 ひっそりと 心の中だけに 」 ひとつの物語が終わり

ひとつの青春が終わったような 不思議な ひびきがあります

私たち あのとき あの瞬間 あの希望

そっと心にしまい込む そんなときも                         


静かな時の流れに思い出を綴ります。「恋人峠」

■恋人峠

源平の昔 屋島の合戦に敗れた平家の公達が剣山に落ちのびた時、後を慕った娘は        

この難所にさえぎられ、悲涙のうちに袖を分かったところから

この名がつたえられています。             

恋人峠は 「こいととうげ」 と読みます

峠というよりも木々が覆い茂る人家もない細い国道の片隅にぽっんとある

バス停です                                


静かな時の流れに思い出を綴ります。「瀬戸内海 蜃気楼」

■瀬戸内海 蜃気楼

春から秋まで見えなかった対岸の岡山の街や山並みが見える厳冬のころ             

備讃瀬戸航路の船が浮いて見える日があります

蜃気楼は 瀬戸内海でも

幻想的な風景は 一瞬                       


静かな時の流れに思い出を綴ります。「四国にも雪が積もり」

■四国にも雪が積もり

高松の港の波止場から南の徳島県境まで20数キロ 香川県は狭いです             

県境の温泉 雪がふる露天のお風呂 とろとろのお湯

波止場は春の花が咲いているのに 県境は雪が積もる

高松の自然の雄大さに 心は ふるふると                         


静かな時の流れに思い出を綴ります。「セブンイレブン 香川県になかったころ」

■セブンがない ならば フェリーで岡山まで行こう

私が暮らした十数年前の高松市 コンビニの「セブンイレブン」は市内全域に ありません    

ならば 最も近いセブンはどこ それは宇高航路のフェリーに乗船した到着地の岡山県

宇野港の岸壁にあるセブン

片道1時間 往復2時間の船旅

行きも帰りも船内の連絡船うどんとおいなりさん そしてビール

復路は それに セブンのチキンがトッピングされて

潮の香りとフェリーのなぜか コトコトのエンジン音と油の匂いが

いい                               


静かな時の流れに思い出を綴ります。「波止場の街」

■波止場の街

瀬戸大橋の開通により廃止された宇高連絡船  

岡山県宇野港と香川県高松港を結んでいた宇高連絡船の廃止 更に同航路を継続運行していた宇高 
 
国道フェリー 四国フェリーも順次廃止れました      

宇野港には連絡船のおもかげは少ないですが 高松港にはレール跡と錨が見られます

船の発着が少なくなりましたが 小豆島 女木島などの生活観光航路はいまも賑わいっています

岡山 松山 高知 徳島からの特急を降り 高松港に接岸される船を待つ 

潮の香りの中で

旅情は車では少し さみしい                      


静かな時の流れに思い出を綴ります。「四国にちょっと上陸が」

■四国にちょっと上陸が

関東で勤務していたとき 山口県への出張   

たぶん 四国の勤務はないよね この機会に四国の地に足跡を残そう

快速マリンライナーで四国最初の停車駅 坂出駅に下車 このとき 四国初上陸に歓喜      

すぐに岡山に折り返し 関東に帰路

うん 四国 よかったよ 瀬戸大橋を渡るときの あの 海と島々 眩しかった  

このつぶやきを ちくった 奴がいた あいつは 四国が好きだと

あれから7年間 人生の後半戦を四国で勤務した

でも いい時間だったなと 思っています                         


静かな時の流れに思い出を綴ります。「海からの風 陸からの風と遊んだあのころ」

■海からの風 陸からの風と遊んだあのころ

香川県高松市に住んでいたあのころ    

夏の暑い日は 朝から昼過ぎまでは海から陸に風が吹き 夕闇のころからは陸から海に向かい   
風が流れる

不思議と午前中と夜は冷房がいらないのに 昼過ぎから夕闇までは蒸し暑い猛暑に変わる

私は 風と潮の香りと遊びながら 高松港の岸壁のビアガーデンで 生ビールを楽しむ

素敵な空間と時間だったなと

海はいいな                         


静かな時の流れに思い出を綴ります。「天使の止まり木 三日月の夕べ」

■天使の止まり木 三日月の夕べ

西の山並みに夕日が沈むと 薄い雲が黄金に染まり 西の中空には三日月がふっと光を増す    

三日月は天使の止まり木

三日月は不思議 南西の空の三日月はすぐに沈むのに

西の中空に輝く三日月は 夜半まで輝き北西の山並みに消えてゆく

梅雨前の今宵の夜 久しぶりに雲のない西の空   

素敵な夜                         


静かな時の流れに思い出を綴ります。「あの人のところに」

■あの人のところに

過ぎ去る人々の波の中 あなたに似た人を見つけることがあります

いま 何をしていますか 

信州の風はあの時と同じ 星空も 小川のせせらぎも 夕日の色も

あなたと行った高原の木も大きくなったでしょうね あのときの夢 叶いましたか
しあわせな時間 過ごしていますか

夜の首都高 よく行きましたね

スピードを上げて はしゃいだとき 潮風と遊んだとき

あのときの写真 まだ 持っていますか

二人で買ったスプーン まだあります すこしずつ 揃えていこうねっていったのに
二人で大切にしようねって言ったのに

公園の木の葉がゆれています

あなたのところまで 風に乗っていきたい 真綿の雲のように

星空の郵便屋さんのこと 覚えていますか 蛍の光にお願いすると 届けてくれる郵便屋さん

元気でいますか

あのときの季節 来ましたよ

あのときの 約束 まだ 覚えていますか                          




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