■JR日本最南端の駅 西大山駅 西大山駅(にしおおやまえき)は、鹿児島県指宿市山川大山にある九州旅客鉄道 (JR九州) 指宿枕崎線の鹿児島県及びJR最南端の駅です。 西大山駅は、昭和35年(1960)の開業以来長らく日本最南端の駅でしたが、2003年の沖縄都市モノレール線(ゆいレール)開業に伴い、同線の赤嶺駅(北緯26度11分36秒)が日本最南端の駅になっています。 ただ、通常の軌条二本のレールを用いた鉄道の駅としては、いまも、西大山駅が日本最南端です。 周辺は、からいもなどの畑がひろがる平坦な地形で、遠くに開聞岳が見える穏やかな地域です。国道226号からすぐのため、自動車によるアクセスは超簡便で、駅前には、20台程度の駐車場も完備され、民間企業が併設する直売所兼観光案内所では、西大山駅到達証明書が販売れています。 訪ねた日は、レンタカーで周遊する外国人の観光客が多く、JR最南端の駅が海外でも広く案内されているのだなと実感しました。西大山駅は、外国人観光客にとって、枕崎方面、または、長崎の鼻を経て指宿温泉へと二分する旅の分岐点なのかもしれません。
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