蛇石と云う巨岩は上下二つに分かれて重なり、その裂け目に蛇が棲息し現在も姿を見せることがあるといいます。


蛇石神社 鳥居


■蛇石(へびいし)神社
阿蘇は外輪山に囲まれた大きな湖であった。
大噴火により湖水は流れて有明海へ流れ出た。
湖面の水位が下がるにつれて 中島の五岳の裾野も大きく広がり各所には今も蛇の尾、舟形、般繁石、蛇石、雷石、鯨石、などの地名が名残りをとどめてている。
神話によれば「赤水村と云う村があり隼風とともに黒雨天を覆い雷鳴とともに一条の竜巻天の沖するも やがて巨岩の切れたるところ一尺あまりの白蛇居て不思議な霊験を現すので、村人たちは蛇石さんと崇め小祠を建て祭りをするようになりた。」記載されている。
赤水村の古老の語り継ぎによれば約五百年前の応仁の乱時代より語り継がれ、それ以前より更に一千年以前から云い伝えられたとなっているので、今日からすれば一千五百年前よりこの地に自然崇拝があったと見られる。
蛇石と云う巨岩は上下二つに分かれて重なり、その裂け目に蛇が棲息し現在も姿を見せることがある。何時のころより蛇が居たかは定かではないが代々村人に崇めれていたので古くから居たのは疑う余地はない。
蛇石神社は昔より霊験厚く、いままで数多くのお札の手紙等が寄せられています。
又、蛇は金運・豊穣の神として他の国でも崇められています。
無事故祈願・無病息災・病気回復祈願・金運、宝くじ祈願・試験合格・学業向上祈願・事業達成祈願・各種祈願
赤水蛇石神社氏子総代 と記された説明板が社殿脇にあります。


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