道後平野は、瀬戸内の雨量の少ない地域 佐古ダムの水は恵水です。


佐古ダム 道前道後用水 愛媛県東温市


■佐古ダムの概要 佐古ダムの湖畔にある記念の説明板の説明文の転載 佐古ダムの竣工を記念して
平成15年3月
中国四国農政局 道前道後平野農業利水事業所
道後平野の新たな農業用水の確保
道後平野は、瀬戸内の雨量の少ない地域で、昔からかんがい用水不足に悩まされてきました。

■1 先達の偉業
   佐古ダムができる前、ここには「佐古谷池」というため池がありました。
   この池は、弘化二年(1845年)、今より150年前につくられ、堤長さ90m、堤高15m、貯水量31万トンで、当時県下最大のため池でした。
      この池は、下林下土地改良区によって管理され、約110haの農地の水瓶として、貴重な水を供給し続けてきました。
■2 国営農業利水事業の実施
      道前平野と道後平野のかんがい用水の不足を解決するため、昭和32年から42年に国営の農業利水事業が実施されました。
      面河ダムの水は、佐古谷池の水がなくなったとき、佐古谷池へも注がれました。
■3 農業の新たな展開を目指して
   道前道後平野は、水田の裏作が盛んになり、1年を通じて使えるかんがい用水が求められ
   また、当初の国営事業で造られた施設が古くなり、水路から水漏れが起きたりするようになりました。
   重信町や地元住民の方々などのご協力により、佐古ダムがここに完成し、その水により道後平野の農業は新たな展開を目指します。

と 説明されています。

■佐古ダムの竣工碑 裏面の記載

佐古ダムは、農林水産省の国営道前道後平野農業水利事業の水源施設として建設されたものであり、平成13年度に完成した。
もともとこの場所には、約百五十年前な築造された佐古谷池があり、重信町下林・上村地域の農地を潤してきた。
佐古ダムは、佐古谷池の堰堤を撤去とて建設さけたものであり、旧池の使命わ引き継ぎながら、道後平野地域全体の農地を潤す水源として新しく生まれ変わったものである。
佐古谷池受益者や地元住民をはじめ、多くの方々の協力を得てここに佐古ダムは完成した。
佐古の恵みの水により、道後平野地域の農業が更に発展することを願う。
平成15年3月 建立



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