寛文10年(1670)頃築造 南高井村(松山市)、北野田村、南野田村、牛渕村の四ケ村の灌漑用水池
東温市 吹上池 昭和63年度の大改修に依り今日の形
■吹上池湖畔脇の記念碑の銘文 吹上池の由来
吹上池 通称 大池という
寛文10年(1670)頃築造されたものと伝えられている。弘化5年(1848)藩主久松公が見聞に来られる計画が雨のため再度延期になっているこの事からもすでに大きい池であったのであろう。南高井村(松山市)、北野田村、南野田村、牛渕村の四ケ村は適当な水源がないため、郡方の役人に南方村吹上池の一間嵩上げを願い出、嵩上分の水を下四ケ村旧来の水を南方村が取水する事で話し合い。万延元年(1860)郡普請で現在の形に嵩上げし拡張された。
道後平野屈指となった池も下四ケ村は、導水路が長く途中の漏水も多く、明治10年には権利を南方が譲り受けた。その後、幾たびか改修が行われ昭和63年度の大改修に依り今日の形となった。
平成元年3月吉日
■記念碑の銘文裏 吹上池の概要
総貯水量 200.000m3
満水面積 40.000m3 堤長 326m 堤高 12m
工事概要
事業名 ため池等整備事業
かんがい面積 170ha
総事業費 202百万円
事業主体 愛媛県
管理主体 川内町南方土地改良区
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