時代の小説家、織田作之進は、自由軒の常連として毎日の様に名物カレーを食し、店内で小説の構成を練っていました。


わるまごころを込めた想いこそが自由軒の信念



■自由軒 「名物カレー」
明治43年創業、西洋料理の中でも特に人気のあったのが、カレーライスでした。
現在と違ってご飯を保温する設備のない時代に、いつでもお客様に本当に美味しいカレーを食べていただきたい、そんな想いにかられた創業者の末考え出したのが「名物カレー」でした。ご飯は冷めていても熱いカレーペーストとよく混ぜ合わせることで、熱々の美味しいカレーに生まれ変わる、また当時高級品だった玉子を落とし同じく高級品であったウスターソースをかけることで味や栄養にこだわり、一躍人気メニューとなりました。
時代の小説家、織田作之進は、自由軒の常連として毎日の様に名物カレーを食し、店内で小説の構成を練っていました。代表作「夫婦善哉」にも、自由軒の「名物カレー」は登場しています。
自由軒は明治43年に大阪で初めての西洋料理店として、今も本店のある大阪。難波・千日前にて創業いたました。西洋料理が高級品であった頃より、皆様に本当に美味しいもをお手軽にお楽しみいただきたい、幾多の戦火を乗り越え、親から子へ、代々変わることなく受け継いできた今に伝わるまごころを込めた想いこそが自由軒の信念であり、歴史であります。... と裏面に書かれています。


♪ 。 . : * ・ ゚ ゚ ・ * : .        . : * ・ ゚ ゚ ・ * : . 。 ♪
1998-2015 itigoNet & StrawberryClub, internet cection Since 1998.12.20

当ホームページ内の画像およびイラストなど全ての内容につきまして無断転載・転用を固くお断りいたします。