■旧明倫館跡萩城三の丸の南側に創設された萩藩藩校明倫館の跡地です。藩校明倫館は、萩藩五代藩主毛利吉元が享保3年 (1718) に創設し、全敷地は九百四十坪ありました。江戸時代に全国で三百近くあった藩校のうちでも比較的早い時期にできており、設備、教育内容共に全国でも有数の藩校でした。嘉永2年 (1849) に萩城下の中央の江向の地に移されるまでの百三十年間にわたって、藩政を担う藩士育成のための教育が行われていました。と書かれた説明板があります。