■旧児玉家長屋萩城三の丸の平安古総門に隣接していた児玉家は、萩藩寄組に属し2243石余の大身武士であった。幕末の萩城下絵図によると同家の表門は平安古総門に沿って建てられたものである。建物は木造平屋建て、桁行32.67m、梁間4.59m、屋根は棧瓦葺きで、入母屋造り、道路沿いの外廻り壁は白壁、腰はなまこ壁とし、出格子を一カ所設けている。国選定重要伝統的保存地区内に含まれ、よく旧態を保っている。と書かれた説明板があります。