■北長門海岸国定公園 笠山 噴火口笠山は北長門海岸国定公園の中心部に位置し、高さ112mで、山頂には口径30m深さ30mの小さな噴火口跡があります。海抜30m付近のまでが数万年前の噴火活動でつられた溶岩台地で、その上に、約1万年前の噴火で、つり鐘状スコリア丘の単成火山がつくられました。周囲には、溶岩のすき間から海水や風が出入りする池や穴 (風穴) が多く存在し、暖・寒地性の植物も多く見られ、コウライタチバナの自生地 (国指定天然記念物) もあります。笠山という名は、遠くから眺めた姿が、女性のかぶっていた市女笠に似ていることから、こう呼ぶようになったといいます。と書かれた説明板があります。