宇佐八幡宮から水波売大神(ミズハノメノオオカミ)の御分霊をお迎えし、神池の霊水に棲むどじょうを連れて帰って池に放てばいなくなる


足腰の弱い人、子供の夜尿症、不妊、夫婦の不和などに霊験あらたかな神様


■ どじょう森様
左手の細長い参道をのぼっていくと、山中に小さな神社があります。これはどじょう森大明神社で、どじょうの絵を自分の年の数ほど書いて奉納すると、腰から下の病が治るといわれ、毎年8月25日のどじょう森祭りには近郊から多くの参拝者が絶えません。
この神社の由来は、昔からどじょうは神魚と伝えられ、生きたどじょうを供えて病気快方の御利益を願うため建立されたのでしょうが、今ではどじょうもいなく、どじょうの絵を奉納するだけですが、このどじょう森祭りは県下でも珍しい奇祭の一つになっています。
と書かれています。
また、参道を登り切ったところには、湯の口温泉 清風さんが寄進したどじょう森様由来の説明板があり、次のように書かれています。
今から七百年前、この付近の田には蛭 (ヒル) が多く百姓達はとても困っていました。
ある時、神通力を持った美しい少女が神様にお尋ねしたところ、
「九州宇佐八幡宮から水波売大神(ミズハノメノオオカミ)の御分霊をお迎えし、神池の霊水に棲むどじょうを連れて帰って池に放てばいなくなる」とのお告げがあった。
早速池を造って霊水と共にどじょうを放し、御分霊を扇山へお迎えして河内大明神としてあがめ信仰するうち、不思議なことに蛭は一匹もいなくなったということです。
その後腰から下の病で苦しんでいた人が、どじょうをお供えして祈願したところ、あらたかなききめがあったので伝え聞いた人々が次々にお参りする様になりました。
どじょうをお供えすることから、いつとはなしにどじょう森様と呼ばれる様になり、以来、足腰の弱い人、子供の夜尿症、不妊、夫婦の不和などに霊験あらたかな神様として信仰されてきました。
毎年御分霊をお迎えした八月二十五日を祭日として現在も盛大に祭りが取り行われています。と書かれています。



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