■　忠魂碑　朝田神社　山口県山口市
忠魂碑
戊辰戦争以後の国内外の戦争に従事し、死亡した大歳地区出身者を顕彰するために建立れたものです。
と碑の脇にある説明板に書かれています。
また、朝田神社の拝殿て配布されている機関誌には忠魂碑を次のように説明しています。
当社境内の西側に、忠魂碑が建っています。この忠魂碑は、戊辰戦争以降の戦役で命を落とされた、大歳地区出身者の慰霊と顕彰のために建立されました。昭和５０年代のでは、この顕彰碑の前で、神道・仏教が隔年で慰霊祭を執り行っていました。その後、大歳公民館(現大歳地域交流センター)での無宗教式典となり、今は市全体での慰霊式典が行われています。
終戦から７２年が経ち、実際に戦時を経験した人は当然ですが、戦没者の兄弟や配偶者も少なくなり、そのお子さんにあたる方も高齢者になっています。７２年が長いか短いかはとらえかた次第ですが、今の若い世代から２〜３代遡っただけで、繋がりが希薄になってしまっていることは、不幸なことのように感じます。
先の大戦に対して様々な評価があることは悪いことではありません。しかし、それ以前に、護るべき郷土と、そこに住む人のために、命の限り生き抜かれた先人に感謝と敬意を持つことは、今の平和を享受する者として、決して忘れてはならないことでしょう。
と書かれています。