■　国指定天然記念物　龍蔵寺のイチョウ
イチョウは落葉性高木で中国原産とされています。イチョウが寺院などで多く植えられているのは、火事の時その葉の水分が火勢を防ぐからだといわれています。
この龍蔵寺のイチョウは、高さ約４５メートル、根元周囲約１３メートル、地上１メートル部分の幹まわりは約８メートルあり、全国で指定されているイチョウの中で最も高いものです。この株は雌株で、毎年たくさんの種子をつくり、推定樹齢９００年とされ、役の行者が植えたと伝えられています。
山口市では、イチョウを古い文化を残している町にふさわしく、だれても親しみるものとして市の木に定められています。と説明板に書かれています。