山口県出身三十三柱の御霊を永遠に鎮まりますことをお祈りするとともに、その遺徳を顕彰して永く後世に伝える
山口県護国神社 戦争裁判殉国烈士之碑
■ 山口県護国神社 戦争裁判殉国烈士之碑
碑の由来記
昭和16年12月に起った大東亜戦争は、日本が民族の興亡とアジア諸民族の独立自存の戦いでありましたが、激闘三年有余のすえ、昭和20年8月ついに無条件降伏の止むなきに至りました。この結果、連合国は戦争の責任を問うという名のもとに、戦争史上にかつて例を見ない軍事裁判を強行しました。
このため多くの人々が無実、または誤認のまま罪なき罪を負わされて、家郷を遥かな異国の地で、祖国日本の再建を信じ、愛する肉親の幸せを念じながら刑場の露と消えられました。
まことに痛ましい限りで、実に今次戦争のなかでも類例のない犠牲者であります。
この碑は、こうした殉国烈士のうち、本県出身三十三柱の御霊を永遠に鎮まりますことをお祈りするとともに、その遺徳を顕彰して永く後世に伝えるため、山口県世話人会が中心になって、昭和32年11月10日、広く県民各位の暖かいご協力と浄財をもって建立されたものであります。
昭和50年11月10日 山口県戦争裁判殉国烈士之碑奉賛会 と書かれた説明板があります。
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